2019年2月15日
時空を超えて受け継がれる水への祈り。滋賀・京阪地域の水瓶を司る琵琶湖への報恩と、その水源である比良山系の保全、水難者回向と湖上安全祈願をささげる法要。毎年3月に近江舞子、雄松崎一帯で開催しています。
比良八講荒れじまい http://www.hira-hakkou.net/
比良八講事務局 TEL / 090-4037-4944
下記は伝わっている民話です。
むかし、大津の湖岸の旅籠屋の娘・お光が、比良の修業僧に恋をした。想いを打ち明けると、僧は、私が修業している100日間、湖水を渡って比良の寺に通ってくれば、願いをかなえようと言った。お光はたらいに乗り、寺の灯火をたよりに通いつづけた。しかし、満願の100日目の夜、修業の身でありながら女性に心を動かしたことを恥じた僧が灯火を消したため、目標を失い、折からの強風で転覆。お光は湖に若い命を散らしたという。 以来、人々は春3月の末に吹く季節風を『比良の八荒」と呼び、娘の叶わぬ思いによるものと言い伝えている。
下絵画は滋賀青年会館ロビーに展示しています。
近江舞子、雄松崎一帯で開催